昔、貧乏でした。
高校を卒業し、就職も進学もせずにフリーターになり。地元のゲームセンターで時給800円でアルバイトをしていた。
1日8時間 一ヶ月働いて、月の収入は12〜13万。
それから10年間。定職に就かず色々なアルバイトをして過ごしていました。
29歳で介護士になり。初めての就職ををするけど、給料は手取り18〜19万ぐらい。
資格手当、残業、夜勤手当を含めてその金額でした。
東京で一人暮らしをして、家賃、光熱費、食費、携帯料金、ネットの通信費、雑費、交際費を差し引いて手元に残るお金はごくわずか。
ふと、思った。
「お俺はこのまま貧乏なのだろうか?」
そしてさらに思った。
「どうしたらお金持ちになれるのだろうか?」
このまま介護職として働いて安定した収入を得ても、年間で貯蓄できる金額はたかがしれている。
支出を見直す。家計簿をつける。色々やったけど、なんかいまいち・・・
そして、30代半ばで「とある人」と出会う。
その人は投資家でした。
色々と話を聞いて、自分なりに勉強し投資を始めて、数年。
その投資家が私に。
「大介のお財布は貧乏人のお財布だね。二つ折で使い込んでボロボロ。チェーンで繋いで、お尻に入れる。典型的な貧乏人財布。これを使ってみて。」
とお財布を頂いた。
「なぜお金持ちや実業家が長財布を使っていることが多いか考えてみて。お財布はただお金を入れるだけの道具じゃなからね。」
なぜだろう?
「それともう一つ。お財布には寿命があるからね。ボロボロになる前に必ず買い替えるように。」
それから5年。先日、新しい財布を購入。
5年前より「なぜ長財布を使うのか」ほんの少しだけ、理解できるようになりました。
投資家としてはまだまだだけど、夢は大きく。
頂いた財布は大切に保管しています。